私がダイエットで行っている手法であるプチ断食ダイエットについてご紹介したいと思います。
このダイエット方法を知ったのは「最高の体調」という本を読んだことがきっかけです。
この著者の方は多くの論文を毎年のように読んでおり、実際に実践している方でもあります。
そのため、非科学的で実践者による危険なダイエットではなく、科学的な根拠のあるダイエット手法になります(厳密に言うと食事手法?)。
厳密にこの手法を実践しているわけではなく、食事内容などはアレンジしてありますが、この3ヶ月私が実践してきたプチ断食ダイエットのやり方とメリット・デメリットについて紹介していきます。
16時間(プチ)断食ダイエットとは
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言葉のとおりになりますが、1日24時間のうち約16時間のご飯などを摂取しない状態をつくる「プチ断食」になります。
プチ断食をすると肉体的な疲労が抑えらることが最大のメリットになります。
詳細はメリットを書いている章で記述しますが、消化器官の活動を抑えることができるためです。
プチ断食ダイエットのやり方について
プチ断食ダイエットの具体的なやり方は以下の3点だけです。
- 時間帯は自由ですが、とにかく1日のうちの16時間は何も口にしない
(※ただし、女性の場合は12〜14時間でも良いそうです) - 断食中に口にしてもいいのは水分補給(コーヒー・お茶・水)のみ
- 8時間の食事時間は好きなものを好きなだけ食べて大丈夫
まず断食時間中についてですが、原則として水分補給を除いて食べ物を摂取してはいけません。
特にこの水分補給の代わりに栄養が多いスムージーなどに置き換えるパターンも見られますが、これはNGです。
水分補給していいのはコーヒー・お茶・水などのカロリーが含まれていないものに限ります。
ただし、食事時間中であればもちろんスムージーの摂取も問題ありません。
でもいきなり16時間もの断食時間を何も食べないで過ごすのは辛いですよね。
そういうときは、ナッツ類やヨーグルトを食べてください。
注意点としてはナッツ類は素焼きのもの、ヨーグルトはプレーンのものにしてください。
そして8時間の食事時間は好きなものを食べてください。
ラーメンを大盛りでご飯をつけてもいいですし、食べ放題でお腹いっぱいで食べてもいいです。

よーし、いっぱい食べちゃおう!



食べてもいいとはいえ、度を超えた食べ過ぎはダイエット効果を打ち消してしまうので気をつけてください。
プチ断食ダイエットを実施した私のスケジュール
【断食時間】20:00〜14:00
お茶をメインに摂取します。
どうしてもおなかが減ったときのみ、小分けパックのナッツを食べて空腹をごまかします
【食事時間】14:00〜20:00
在宅の場合には食事時間が来たら、お昼ごはんとしておにぎりを1〜2個とインスタント系の汁物を摂取します。
出社の場合には、おにぎり2個をお弁当として持っていき食べています。
夜ご飯は主菜・副菜・汁物・ご飯の4点セットを食べるように心がけます。
どうしてもお腹に空腹感があるときは自分で作った自家製サラダチキンを1枚食べます。
もし、20時までに家に帰れないときは帰り道にファストフード店でサクッと済ませてしましまいます。
プチ断食ダイエットのメリットと効果について


食べ物が入ってこないことで内臓が休める
1回の食事で食べたものがの消化にかかる時間は8時間と言われています。
つまり通常のみなさんが行っている3食の食事の場合、内臓が休めず常に働いている状況になります。
さらに食事について言うと3食だけでなく、間食をしている人も多いのではないでしょうか。
すると1日4〜6回食事をとる計算になり、内臓は24時間365日休みなく働いている状況になります。
しっかりと内蔵の休息時間を設けることで、効率よく消化や吸収を行うことができます。
また、消化でエネルギーを使う量が減るため、睡眠時間が少なくても疲れが取れやすくなります。
胃が小さくなり食欲が減る
16時間のプチ断食ダイエットをしていると自然と食事の量が減ります。
これは食事を取る回数が減ることにより、胃が小さくなっている影響だと感じています。
このプチ断食ですが、最初の1〜2週間の間は今までの食習慣が残っているためかなり辛いと思います。
実際に私も、お昼の時間の12〜14時の空腹感の波が襲ってきました。
その時はナッツをつまんだり、炭酸水を飲んだりして空腹感を紛らわすことをおすすめします。



炭酸水で一時的にでもお腹をふくらませると空腹がごまかせますよ!
そしてその魔の2週間を過ぎると、今までの苦痛がだいぶ緩和されます。
私も今では、1回あたりの食事の量はかなり少なくなったことを実感しており、今までの食欲が嘘のようです。
消化のエネルギーが節約でき睡眠の質が上がる
プチ断食ダイエットを行うことで、いままで1日3回休み無しで働き続けてきた消化器官が休むことができ、エネルギーが節約できます。
その結果、少ない睡眠時間でもしっかりと疲れが取れるようになります。
実際に私も早起きや起床後のすっきり感がプチ断食を習慣化する前とあとでは違いをはっきり感じました。
私の体験ですが、プチ断食ダイエット前は
- 目覚ましをセットしても起きれない。
- なんとかして起きても眠気が強く、集中できない。
という寝起きでしたが、プチ断食ダイエットを習慣化したあとは目覚ましは必要ですが、スッキリ起きることができています。
プチ断食ダイエットの不安と疑問について


リバウンドをしやすいんじゃないの?
まず1つ目の疑問ですが、結論から言えばリバウンドとは無縁です。
このプチ断食ダイエットは一過性のものではなく、継続して週間として行うものです。
そのため、この習慣を壊して食事時間以外もたくさん食べたり、3食に戻したりということをしなければリバウンドはありえません。
このプチ断食ダイエットの良いところは、食事のタイミングを自分で調整できるところです。
例えば夜に飲み会が多いのであれば、16時以降に食事時間を設定すれば22時まで食事をすることができます。
ダイエットのときの挫折で多いのが、一度自分と約束したことを破ってしまうと、自分を攻めてしまうこと。
その事により、今回破ってしまったので今日はいっぱい食べちゃえなど、基準が緩くなりやすいことです。
それを防ぎやすいこともプチ断食ダイエットのメリットです。
身体に悪くないの?
1日の食事を8時間に制限することに対する不安だと思います。
私が約3ヶ月の体感としては全く健康上の問題は無いです。
そもそも気だるさや風邪気味の症状も出たことがないほど、健康を維持できています。
またプチ断食ダイエットをすることでオートファジーという身体の機能が発揮されるそうです。
これは新陳代謝を高めるだけではなく傷ついたDNAを補修したり、免疫機能を高めたりする効果があるそうです。
つまり多少の飢餓状態は身体の調子を整える効果があるということかもしれません。
水分補給は何を飲んでいいの?
飲んで良い水分はコーヒー・お茶・水のみです。
つまりカロリーが含まれていない飲み物が基本となります。
コーヒーにはカロリーが含まれているという意見があるかもしれませんが、微量なのでプチ断食ダイエットでは問題ないそうです。
ただし、砂糖やミルクなどは入れないようにしてください。
またスムージーやプロテインの摂取についてはNGです。
スムージーの場合、置き換えダイエットなどでも利用されたりしていますが、カロリーが高いためNGになります。
まとめ:プチ断食ダイエットを約3ヶ月続けた感想


この記事のポイントは次のとおりです。
- 断食時間を作ることで、消化器官など内蔵が休める
- 自分の生活リズムに合わせて断食時間を調整できる
- プチ断食ダイエットは短期的に行うのではなく、継続して行う
私はこのプチ断食ダイエットで10kg痩せることができました。
しかも体調も整えることができましたし、メリットしか現時点で感じていません。
何より私の大好きなラーメンを避ける必要がなく、食事を楽しむことがでます。
また夜の飲み会に誘われても気兼ねなく参加することができます。
他にも色々なダイエットがありますが、私にはベストのダイエットでした。
もし、食事を楽しみながらダイエットをしたいのであればおすすめのダイエット方法です。
とはいえまだまだプチ断食ダイエットに懐疑的な方もいると思いますので、これからも定期的な報告を行ってリバウンドも健康上の問題がないことを報告していきます。



プチ断食ダイエットとあわせて、サウナも入ると相乗効果抜群でおすすめですよ!




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