今回の記事では私も加入している「収入保障保険」についてご紹介していきます。
収入保障保険は掛け捨ての生命保険の一種になります。
この記事では、一般的な掛け捨ての生命保険とどう違うのか、どのような特徴がある保険なのか解説します。

掛け捨ての保険って、入っても損するだけじゃないの?



そもそも保険は万が一に備えるもので、損得で考えるとそれこそ損してしまいますよ!
収入保障保険とは


収入保障保険は「掛け捨ての生命保険」です。
掛け捨ての生命保険は今回ご紹介する収入保障保険と定期死亡保険の2つがあります。
定期死亡保険:死亡時に保険金を一括で受け取れる。
収入保障保険:死亡時に毎月一定額を受け取れる。
一括での受け取りも可能だが、総支給額は毎月の受け取りより下がる。
収入保障保険は一般的な保険とは受け取り方が大きく違います。
この特徴のおかけで、一般的な死亡保険より安く、しっかりした保証を受けれます。



毎月保険金が支給される保険なんてはじめて聞いたよ!



この他にも支払い期限などにも特徴があるんですよ!
次の章で紹介していきますね。
収入保障保険の特徴


収入保障保険の特徴は大きく3つありますので解説していきます。
- 死亡保険としてはたらく
- 掛け捨てで、保険金が安い
- 保険金が月単位で支給される
死亡保険としてはたらく
保険に入る理由の一つが医療費や葬式代もありますが、残された家族の生活費としての役割が大きいと思います。
収入補償は掛け捨ての生命保険の1種なので、死亡時には死亡保険としてはたらき保険金を受け取れます。



万が一のときに、残された家族を守るために大事だよね!
保険金が月単位で支給される
収入補償保険の保険金は、毎月お給料や年金のように一定期日まで支給されます。
基本的に月額の保険金◯万円のように、保険の加入時に決めます。
この月額単位で考えられる最大のメリットは毎月の生活費としてお給料のように受け取れます。
たとえば、遺族年金や自身のアルバイト代など毎月入ってくる収入と合わせて、リアルな生活設計ができます。



毎月払われるなんて面白い仕組みだね!



この毎月支払われる保険金が大きなポイントになります。
掛け捨てで、保険金が安い
収入保障保険は掛け捨てになっており、保険料が安くなっています。
また保険金の支払額も加入期間にあわせて減少していく仕組みのため、定期死亡保険よりも割安に加入できます。
子どもがいる家庭には合理的な保険になっています。
1.若くしてなくなった場合には、多額の保険金が受け取れる
→子どもを育てるお金が沢山かかるときには、保険金がしっかり支給
2.年齢を重ねて高齢になった場合には、少額の保険金が受け取れる
→子どもが大きくなって、独立すればそもそも保険金は少なくても、あるいはなくてもいい
本来であれば、子供が大きくなるにつれて保険金は少なるはずです。
そう考えると、実用的な保険の仕組みになっています。



受け取る保険金も、年数が経つ毎に減っていくんだ!



本来、保険は必要に応じて加入するものだから、保険として正しい形と言えます。
収入保障保険のメリット


収入保障保険には定期死亡保険とはまた違ったメリットがあります。
そのメリットは次のとおりです。
- 保険料が定期死亡保険金より割安
- 保険金が月払いなので生活設計がしやすい
それでは、メリットについて細かく解説していきます。
保険料が定期死亡保険金より割安
保険料が定期死亡保険より、割安で大きな保証があることが収入保障保険のメリットです。
割安な保険料なのは理由があります。
定期死亡保険の場合には、契約期間内であれば、どのタイミングでも一定の保険金を受け取れます。
しかし、収入保障保険の場合には年数を重ねる毎に、受け取れる保険金の金額が減っていきます。
そのため、定期死亡保険より割安な保険料になっています。



保険だからこそ少しでも安く、大きな保証は嬉しいね!



保険は必要なときに必要な金額だけ入るのが大事ですからね。
保険金が月払いなので生活設計がしやすい
保険金が毎月の支払いなので、生活設計がしやすいのも収入保障保険の良いところです。
他の保険だと、一括で多額の保険が振り込まれます。
もちろん上手に使える人もいると思いますが、多くの人にとって一度に多額のお金が振り込まれると使い方が大雑把になってしまうのではないでしょうか。
その点、毎月お給料のように支払われる収入保障保険の保険金は管理もしやすいですし、多額のお金ではないので心理的な負担も少ないはずです。



一括で何千万円も入ってきたら、気が大きくなってたくさん使っちゃいそう……



そうですね、一回で高額なお金が払われるより、少しづつ支払われたほうが安心ですね。
収入保障保険のデメリット


ここまで収入保障保険の良いところばかりお話してきましたが、もちろんデメリットもあります。
それが、次の2つです。
- 解約返戻金はないか、ほとんどない
- まとまった資金がほしい場合には向かない
それでは、メリットについて細かく解説していきます。
解約返戻金はないか、ほとんどない
収入保障保険は定期保険の一種なので、解約返戻金はないか、あってもほとんどありません。
そもそも定期保険に貯蓄性を求める人はほとんどいないと思いますので、大きなデメリットではないかもしれません。



そもそも保険に貯蓄性を求めるのはおすすめしません。
まとまった資金がほしい場合には向かない
収入保障保険は解約返戻金もありませんし、保険金の支払いも1回で多額の保険料が支払われるわけでもありません。
そのため葬儀や、子供の大学の費用といった一度に多額のお金がかかるイベントの際には使い勝手が悪いかもしれません。



保険にライフイベントのお金を頼ってしまってもいけないよね!



大きなお金がかかるライフイベントに備えてしっかり貯蓄をしていきましょう。
収入保障保険の加入がおすすめな人


それではどんな人が収入保障保険に加入したほうが良いのでしょうか。
私が考えるパターンは2つあります。
- 子供が生まれる予定の人、子供が小さい人
- 子供がいる共働き家庭で、女性側の収入が柱の場合
それでは1つずつ解説していきます。
子供が生まれる予定の人、子供が小さい人
子供がまだ小さい家庭には、小さな掛け金で大きな保証が必要です。
そのため収入保障保険のように、他の定期死亡保険より割安ながら、加入初期は大きな保険金が受け取れるのでおすすめです。
一方で、子供が大きい人の場合には、定期死亡保険も含めて今の自分の家庭にはどっちが良いの検討してみてください。
子供がいる共働き家庭で、女性側の収入が柱の場合
子供がいる共働き家庭で、女性の収入が家計に大きな影響を与える場合にも加入をおすすめします。
なぜなら、未だに遺族厚生年金は女性側が優遇されており、男性が残された場合は条件が厳しくなっています。
そのため、女性が家計の維持に大きく関わっているなら、男性が残されたときの事をしっかり考えておく必要があります。



意外に盲点なのが、女性が家計を支える割合が大きい場合です。



最近、共働きが増えているから、意識していかないとね!
まとめ:収入保障保険は家族がいるならおすすめの保険


この記事のポイントは次のとおりです。
- 収入保障保険は保険金の支払いが合理的に設計されている
- 給料のように毎月一定額が受け取れて生活設計がしやすい
- 子供が小さい家庭におすすめの保険
収入保障保険は、加入年数が増えるにつれて受け取る保険金が下がっていく合理的な保険です。
小さな子供がいる家庭や、まだ十分な資産が築けていない家庭は加入を検討する余地が十分にある保険です。
保険はお世話になる確率がとても低いものですし、保険の保証がないともしものときに生活ができなくなってしまうときに入るものです。
私自身、入社したての頃は保険屋のおじさんの手のひらで踊って、終身の生命保険を3万円ほど加入していました。
このブログを読んでいただけている皆さんには私のような失敗をしないようにぜひ保険の知識を身につけていただければと思います。



保険の知識ってどうやって身につければ良いんだろう……



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