
節約したくても浪費癖が直りません…
この記事では浪費癖を改善する方法を紹介していきます。
節約をするには、その支出が必要なのか判断することもとても大事です。
しかし、そもそも浪費癖があるといくら健全に家計を改善したつもりであっても無駄になってしまいます。
まずは浪費してしまう自分自身を理解して、それを改善する方法をこの記事で紹介します。



ぜひこの記事を最後までお読みいただき、浪費を改善していきましょう!
浪費癖をチェックしてみよう


浪費癖と聞いて自分とは無関係だと思う方も、自分は浪費癖が直らなくて悩んでいるという方もいるでしょう。
ここでは、浪費癖は無関係、あるいは自覚がないという方のために10個のチェックポイントを用意しました。
自分は浪費癖があるのか、それともないのかをしっかりチェックしてみて自分を見つめ直してみましょう。



浪費癖はないと思う人もチェックしてみましょう!
- コンビニを見るとつい寄ってしまい買物をする
- クレジットカードや電子マネーでの決済が多い
- 食事は外食が多い
- ギャンブルが好き
- 後輩や女性におごってしまう
- お酒を飲む機会が多い
- セールや期間限定を魅力に感じる
- お金のかかる趣味が多い
- ブランド物をよく購入する
- 整理整頓が苦手
①コンビニを見るとつい寄ってしまい買物をする
仕事帰りになんとなくコンビニに寄っていないでしょうか。
コンビニは何でも揃っていて、ついつい手軽に購入できるものもたくさんあります。
私もコンビニのレジ横に陳列されているホットスナックをついつい買ってしまったり、ガムやお菓子などを購入していました。
②クレジットカードや電子マネーでの決済が多い
買物をする際、クレジットカードや電子マネーで決済していませんでしょうか。
どちらも手軽に決済できて、財布からお金を出す煩わしさもないし大変便利ですよね。
ただ、なかなか今月合計でいくら使っているのか、具体的な合計金額や口座からお金が減っていく感覚がないのがデメリットです。
③食事は外食が多い
単身者の方は自炊をしていますか。
もしくはお昼ごはんは会社にお弁当を持っていっていますか。
外食が多いのもついつい無駄にお金を使ってしまう原因の一つです。
外食はついつい大盛りを頼んで追加でお金を払ってしまったり、あるいは高いランチを食べて大きな出費になっていませんでしょうか。
1ヶ月でどれだけ外食にお金をかけているのか、見直してみても良いかもしれません。
④ギャンブルが好き
競馬やパチンコ、競艇などが好きではないですか。
もちろん節度よく遊べるのであれば、息抜きには良いのかもしれません。
ただ、依存症になる人が多いのも事実です。
⑤後輩や女性におごってしまう
ついつい見栄をはって、後輩と飲みに行くときや女性とのデートの際におごっていませんか。
もちろんおごるという行為自体は悪い行為ではありません。
ただ、無制限におごってしまうことが浪費に繋がる行為です。
どこまで自分がおごってあげらるのかということはしっかり把握しましょう。
⑥お酒を飲む機会が多い
お酒好きな人も浪費しやすい傾向があります。
それはお酒を飲むと脳の前頭葉という自分を制御するための場所があるのですが、そこが機能が低下するからです。
そのため、判断力が鈍りついつい飲みすぎてしまったり、言わなくて良いことを言ったりしてしまいます。
お酒を飲むのはほどほどにしておきましょう。
⑦セールや期間限定を魅力に感じる
セールや期間限定の値下げでついつい買ってしまっていないでしょうか。
本当は全く必要がないのにお得感に釣られて買ってしまうのは浪費にあたります。
まずはそれが本当に必要で今すぐ買う必要があるのか、お得感のみで決めるのではなくしっかり見極めましょう。
⑧お金のかかる趣味が多い
お金のかかる趣味をお持ちではありませんか。
お金のかかる趣味をの基準の一つは「1ヶ月に1万円以上使うか」で判断してください。
たとえば、ジムに通うなどもお金のかかる趣味に該当するかもしれません。
今の自分の収入にあった趣味になるように見直してみてください。
⑨ブランド物をよく購入する
自分の所持品の多くが高級なブランド品ではないでしょうか。
普段着ている洋服なども自分の収入に見合わない高級なセレクトショップのものばかりになっているのであれば注意が必要です。
ファストファッションや安くて良いものは最近では多く見かけるようになっています。
自分の身の丈にあったものか見直してみてください。
⑩整理整頓が苦手
整理整頓が苦手ということは、今何がないのか、あるいはあったはずなのに見つけられないといったことが起こりがちになります。
また全く使ってないのに買ったものが山積みになっていたりしていたりすることに気づかないきっかけになり得ます。
まずは自分の身の回りを整理して何があって何がないのかしっかり判断できる環境にしておきましょう。
浪費してしまう原因と心理


浪費してしまうのにはその人の性格などの問題もありますが、もちろん動物としての特性や心理的な問題で浪費してしまうこともあります。
それではどのような人が浪費をしやすいのでしょうか。
ここではどんな原因で浪費をしやすくなるのか、あるいはどんな心理状態だと浪費をしやすくなるのかを紹介します。



浪費してしまう根本原因をここでチェックしていきましょう!
見栄っぱりな性格
見栄っ張りな人な外交的な人は浪費しやすい傾向があります。
お金を使用することでステータスを示す人が多いタイプです。
なぜならお金を利用することで誰かと交友関係を維持していたりコミュニティを作っている意識があるため、お金を使い続けないと誰も自分に近寄ってこなくなるのではと不安になるからです。
それでもお金があるときにはまだいいのですが、お金がない人が見栄っ張りな場合にはキャッシングなどで借金をしてしまうリスクもありますので気をつけてください。
とくにお金がなく見栄っ張りで外交的な人は、借金の有無などに関わらず浪費する傾向が高くなりますので気をつけてください。
ストレスの発散に利用している
買物はドーパミンを出す作用がありメンタルを落ち着かせる効果があります。
ストレスを感じると人は快楽を求めるようになりますので、買物をしようとします。
そのためストレスの発散のために高額な買い物をして、メンタルを安定させようとします。
その結果、高額なクレジットカードの請求書を見てまたストレスを感じ、メンタルが不安定になります。
そしてまたストレスの発散の買物を繰り返すという負のスパイラルに陥ってしまうリスクが上がります。
まずはストレスの発散でどんな買物をしているのか見直してみてください。
情報の管理ができていない
情報の管理が得意ではないというのは浪費に繋がりやすくなります。
なぜなら情報の管理をできていないということはお金をいくら使ったか把握していないため際限なくお金を使ってしまうリスクが上がるためです。
たとえば、銀行の口座を複数持っている人はいないでしょうか?
銀行を複数持つことのデメリットは現在の総額の資産を把握しづらくなるという点です。
その結果、いくら使っても良いのか把握しきれず、本来使っていい以上のお金を使ってしまう可能性があります。
ただ預金口座が守られる1000万円毎に口座を分けているなど明確な目的があれば例外となります。
協調性が高い
協調性が高い人も浪費をしやすくなる性格の一つです。
なぜなら、飲み会での付き合いや交友関係が広い可能性が高くお金を使う機会が多いためです。
また協調性が高いとお金に執着がなくなることも浪費になってしまう原因の一つです。
それは協調性が高い人は仲間が多いために、お金より仲間がいることが重要になってしまうためです。
そのため「NO!」と言える勇気を持つことが重要になります。
まずは小さい「NO」からはじめて、大きい「NO」も言えるように意識して練習していきましょう。
自己コントロール能力が低い
自己コントロールが低い、つまり衝動的に行動を起こしてしまう人は浪費をしがちになります。
衝動的に動ける人は様々なことに興味を持つタイプです。
まずは初めて見たり、行動を起こせることは大変素晴らしいことですが、それが長続きしないということも多いのではないでしょうか。
このように衝動的に動くタイプは、お金の使い方も衝動的に使いやすくなります。
最新の家電が気になって買う必要もないのに買ってしまったり、目の前の欲望に負けてご飯を食べすぎたり…
そのためまずは衝動的に行動を起こさないように自己コントロール能力を鍛えていくことが大切です。
浪費癖が直る!?6つの方法


浪費癖がどんな原因や心理状態で行われてしまうのかはわかりました。
きっと浪費癖は直らないと思って悩んでいる人も多いはずです。
それでは浪費癖を直す方法はないのでしょうか。



そうなんです。直したいけど、直らないんです…
ここでは浪費癖を直す、あるいは改善する方法をご紹介していきます。
ノスタルジー戦略
1つ目がノスタルジー戦略です。
ノスタルジー戦略とは過去を懐かしむことでお金を貯められるという研究結果を活用した対策方法です。
このノスタルジー戦略を活用すると100万円以上貯めることができたそうです。
- 懐かしい写真を見る(子どもときに使っていたおもちゃ、子供の頃の写真、思い出の写真etc)
- その写真を「なぜ懐かしいと思ったのか?」という安心感を感じる理由を考える
- 写真を見て感じる安心感と、貯金をする理由と結びつける
たとえば私の場合だと次のようになります。
- 家族とよく遊びに行った公園の写真をみる
- この写真を穏やかで、楽しい時間を思い出す
- 貯金をして穏やかで楽しい時間を過ごしていきたいなあ
この様に考えることで、自然にお金を貯めることに対してモチベーションが上がり、浪費を防ぐことができます。
写真に関しては、いつでも見やすいようにスマホの待ち受け画面にしていてもいいかもしれません。
第三者の目を入れる
見栄っ張りな人が、無理やりお金をためたいなら、第3者の目を入れることです。
つまり第3者にお金の使い方を監視してもらうことで、無理やりお金の使い方を変えるという方法です。
たとえば、結婚している人であれば奥様にお小遣いの使いみちを管理してもらっても良いかもしれません。
とくに家計簿アプリなどで使っている情報を共有しておけば、逐一注意をしてもらえます。
単身者の方の場合には、親や兄弟に協力してもらって同じことをしても良いかもしれません。
見栄っ張りの人は交際費が高額になりがちです。
第3者の目を入れることで、浪費を防いでいきましょう!
感謝日記をつける
感謝日記をつけることで自己コントロール能力が上がり浪費を防ぐことができます。
なぜなら人間は過去の出来事に感謝することで、自己コントロール能力が上がるそうです。
そのため、衝動的な行動や目先の利益を優先して行動するということを防ぐことができます。
- だれかに対する感謝を書く(相手は誰でもOK)
- 書くのは、手帳の隅やTwitter、メモ帳でもOK
たとえば私であれば、(恥ずかしながら)まだ実家で暮らしているので、



「お母さん、いつも美味しいご飯をありがとう」
といったところでしょうか。
この他にもコンビニの店員さんや、仕事仲間に対してなど、対象は誰でもOKです。
日記をつけるペースは最低でも週に1回以上つけるようにしましょう。
お金もかからないので、誰でも簡単に取りかかれますね。
循環型思考を身につける
毎日同じことを繰り返すという「循環型思考」を身につけることも、浪費を防ぐのに役に立ちます。
これは「毎日は同じことの繰り返し、だから今日も頑張ろう」という思考の方法を意識することです。
なぜ循環型思考が効果的なのかというと、毎日の行動に敏感になるからです。
たとえばダイエットだと



明日ランチ抜きにするから、今日食べてしまおう!
と思っていても結局、次の日も食べてしまっているなんてことありませんか。
実際はこの様に今日やってしまったことは明日も同じ様にやってしまう。
つまり毎日、同じことの繰り返しと思うことで自分のする行動に対して敏感になり浪費することを防ぐことができるのです。
瞑想を行う
瞑想を行うことも自己コントロール能力を上げ、浪費を防ぐことに役に立ちます。
なぜなら、瞑想には意志力を司る前頭葉を鍛える効果があるためです。
たとえば、瞑想を1日15分行うと決断力や理性的な判断能力があがるという研究結果があります。
つまり、浪費に対して理性的に判断することができれば、衝動的に何かを買ってしまおうと思ったときに立ち止まることができます。
瞑想は誰でもお金もかからずにできる方法です。
すぐに成果は出ないかもしれませんが、自己コントロール能力の向上は浪費以外の場面でも必ず役に立ちますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
衝動買いをするなら日用品を買う
衝動買いを抑えられないという人におすすめな対策が日用品を買うことです。
買物にはドーパミンを発生させ精神を安定させる効果があることはご紹介しました。
その対象は高級バッグや、高級な時計など高額な商品である必要はありません。
たとえばトイレットペーパーや洗剤などの日々使う、日用品の購入でもドーパミンを発生させ精神を安定させる効果があることがわかっています。
そのため、どうしても買物をしたいと思ったら日々使う日用品などを購入しましょう。
そうすれば、高額な買物をしたことで自分を責めてしまい、また買物をするという負のスパイラルから抜け出すことができます。
まとめ


この記事では浪費癖をする原因とその改善策について紹介しました。
まずは改善方法を実施しましょう。
その中でも、おすすめなのは実践しやすい次の3つです。
- ・感謝日記をつける
- ・瞑想を行う
- ・衝動買いをするなら日用品を買う
もしこれらで改善が見られないようであれば最終手段として次の方法を行ってください。
- 第3者の目を入れる
誰でもいいのでしっかりお金の使い方を管理してもらいましょう。
私自身まだまだ完璧なわけではありませんが、上記に書いた3つの方法を取り入れることで改善してきました。
浪費癖を改善しなければより良い人生を送るのは難しいというのが私の実体験です。



ぜひより良い人生を送るために浪費癖を改善していきましょう!
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